タブレット端末用アプリ:ピノキオ (動作編)

NAO用に開発した(Pepperでも動くはず)iBotモジュールのコントローラーで、タブレット端末用(現時点では、android端末Nexus7)用のアプリを作成した。一応、ピノキオという名前にしておく。まだ、動作制御しか組み込んでいないが、わっしーで試してみた。以下がそのビデオである。

ピノキオは確かにアンドロイドアプリなのだが、細かく言えば、Chrome Apps for Mobile Using Apache Cordovaである。つまり、CordovaというandroidあるいはiOS端末のバーチャルマシンの上で動く、HTML5アプリである。詳しくは、ここに、たいへん、わかりやすい説明(特に、アプリの作成手続きのわかりやすさが他に例をみない程よい)が書かれている。アプリなので、アンドロイドのPlay Store とかiOSのApp Storeに登録も可能である。
すべての機能が組み込まれれば、アンドロイドのストアには登録する予定だが、iOSのストアに登録する努力はしないと思う。無駄な時間と経費がかかる。
ピノキオスクリーン
なにしろ、HTML5なので、開発が簡単である。今回のピノキオの動作機能も、数時間で基本的なところをつくることができた。
このあと、対話機能のコントロール、対話スクリプトの編集機能、ロボットの基礎管理機能、iBotモジュールのインストール機能を、すなわちクラウド上でやろうとしていることのほとんどをここでできるようにするつもりだ。(すでにアイボットのクラウドサイトはHTML5で作成済みなので、移植は簡単のはず)JAVAのjiBotには、スクリプトの編集機能は載せなかったが、このタブレット端末版には、それも含める。
今回作成してみて、実際ロボットのコントロールをモバイル端末からおここなうことは、ロボットという性質上必須だと感じている。
今回の動作モジュールでは、JAVAのjiBotのプログラムをそのままjavascripにt移植したが、全く異質な言語であるのに、やりやすかった。