副詞の扱いに問題があることが判明した。例えば、「ロボットとともに人工知能も注目された」という二分木がこんな感じになってしまう。
testdoc(testline_0_0, node(と, [[ロボット, 'C:人工物-その他'], ともに], node(も, [[人工, 'C:抽象物'], [知能, 'C:抽象物']], node([], [[[注目, 'C:抽象物'], [さ, 'V:する']], れた], [ ] ) ) ) ).
これがおかしいのは、「ロボットともに」が左の葉で、ノード値が「と」になっていることだ。もともと、「ロボットとともに」が一つの句の中にあったのに、「と」が助詞で、ノード値に入れられたのちに、副詞の「ともに」が現れ、副詞は一般に左右の葉の値となるものなので、ロボットに継ぎ足されたのである。
一般の副詞の場合、例えば次のようになる。
testdoc(testline_0_0, node(の, node(には, [広場, 'C:場所-施設'], かなり ), node(が, [人, 'C:人'], node([], [[集まって, 'V:集まる'], いた], [ ] ) ) ) ).
この場合、「かなり」が副詞で、右の葉に入っていて、不自然さはない。
そこで、すでに、助詞がノード値として入っているときに副詞があらわれたら、それはノード値につなげるようにした。もともと、ノード値は、基本的に、体言や用言のリーフ値をつなげるものなので、品詞で厳密に分けているのではないから、それでいい。
そのようにフォーマットを変えると、次のようになる。
testdoc(testline_0_0, node(とともに, [ロボット, 'C:人工物-その他'], node(も, [[人工, 'C:抽象物'], [知能, 'C:抽象物']], node([], [[[注目, 'C:抽象物'], [さ, 'V:する']], れた], [ ] ) ) ) ).
大きな問題はない。これでいこう。ただ、もう少し改定点がまとまってから、wikipediaやtwitterの作り直しをやろう。