ローカルもモジュール(ロボットから直接起動するモジュール)のデバグ用にログを出力したいのだが、ただコンソール出力にしているだけ(リモートモジュールの場合は、これだけで良かった)では、どこにも出力されなくなってしまう。したがって、ログ出力のライブラリを使わなければならない。以下のようにする。
(1)main.cppに次のようにインクルードファイルを設定する。
#include <cstdlib> //for atexit
#include <qi/log.hpp>
(2)同じく、main関数の中で、次のような初期化を行う。
qi::log::init();
atexit(qi::log::destroy);
(3)使用するcppファイルに、
#include <qi/log.hpp>
を入れて、情報の場合は、
qiLogInfo("wsftmod") << "******** トピックリストの取得 *********";
などとコマンドを入れる。警告の場合は、
qiLogWarning("wsftmod") << "トピックリストを取得できませんでした;
などと入れる。
ここで、"wsftmod"は、出力の冒頭に記載される識別子で、自分が区別できれば何でもよい。モジュール名をいれておけば最低間に合う。
以上の操作で、以前示したロボットのログの中に情報が現れデバグが簡単にできてしまう。(gdbを使うまでもないと思う。多分使えない。)