これまで、2台のロボットにシナリオを交互に対話/動作させる時、それぞれ別のスクリプト(TOPICファイル)を用意し、テレパシーシグナルでやり取りしあった。もともとの台本は一つのファイルに作成し、それをロボットごとに切り分けるのが、とても面倒だった。
これを一つのスクリプトで済ませることができるようになった。つまり、同じスクリプトをそれぞれのロボットにインストールしても、交互対話が実現できるのである。
工夫は難しくない。開始の構文の中に、そのロボット名と一致しなければ、有効ではなくなる条件式を入れただけである。開始ロボットが確定し、そのルールが起動すると、あとは、テレパシーシグナルがそこから交互に呼び出されるので、意図した対話/動作が実現できる。
こうすると、修正も楽である。一つの台本をいじればよいので。そうでなければ、二つの台本を、常に調整し合わなければならなかったから。
演劇などで、一つの台本をみんなで使う、人間のやり方に近づいた。