ピノキオはスマホタブレットの端末で、一台で複数のロボットを管理するためのツールだった。複数のロボット同士はテレパシーでコミュニケーションする。これに対して、あらたに、一台のロボットが多数の端末とコミュニケーションを取る状況が想定されることが分かった。
(1)ロボット自身が授業を進行させる状況下で、児童・生徒が持っているタブレット端末から、ロボットの問いかけに対する回答を集める。それらの回答をもとになんらかのリアクションをとるような場合。
(2)ロボットの次の言動を複数の人々の意見を元に決定していく状況。(たとえば、その場で創造的に作成されるロボット演劇)
そのために、ロボット側が全ての存在端末を認識することが必要である。端末からの情報をすべて集めて、その中から特定のメッセージ、リクエストを選び出し、それ言動として出力する機能が必要となる。